カプラオフセットセミトレーラなどを牽引するトラクタにはカプラという連結装置がついています。
後輪軸上からどの距離にカプラがあるのかを示したものがカプラオフセットです。
カプラにかかる荷重(第5輪荷重といいます)を前軸と後軸に分散する際、それぞれの軸にどれくらいの割合で荷重がかかるのかがこの距離で決まります。
計算は単純で軸距(x)、カプラオフセット(y)とすると、前輪軸にかかる荷重割合はy/xとなります。
たとえば、第5輪荷重=10000kg、軸距(x)=400cm、カプラオフセット=100cm(わかりやすくするために単純にしています)とした場合、前輪軸の荷重割合は10000×100/400となり2500kgです。