(1)のトレーラに積載物10t(最大積載量10tと仮定)を載せました。
それぞれの軸重はどのようになるのでしょうか。
トレーラ自重2
積載物の重さはそれぞれ4tと6tに分散されることが、先ほどの計算でわかります。
キングピン位置にかかる荷重=2/5×10t=4t
後輪軸にかかる荷重=10t-4t=6t

これにトレーラの自重を足したものがそれぞれの軸重になります。
キングピンの位置には、6.5tの荷重がかかりますが、これを第5輪荷重といいます。
このトレーラを牽引することのできるトラクタは、車検証の第5輪荷重が6.5t以上でなければならないことを意味します。