特殊車両通行許可申請支援センター 北海道支部

トラクタ車検証の読み方

トラクタの車検証に載っている数値から何が読み取れるのか?

①:牽引可能重量を表しますが、後で詳述します。

②:[  ]内の数値を第5輪荷重といいます。
トラクタとしての性能を図る最も重要な数値といってもよいでしょう。
この場合、連結部(カプラ)に最大10000kg(10t)の荷重がかかるトレーラーを牽引することが可能です。
トレーラーの車検証の備考欄に「※第5輪荷重〇,〇〇〇kg以上のものとする。]という記述がある場合は
トラクタの第5輪荷重>トレーラーに記載の第5輪荷重の場合、連結可能な確率が高いです。
(ただし、それ以外にも、連結可能とするための要件があります。)

③:車両単体(空車時)の重量です。積載量や車両総重量を計算するときは乗車定員(定員2人の場合は110kg)を別途加算して考慮します。その関連で⑥、⑦はそれぞれ前輪軸重、後輪軸重(空車時)となり
③=⑥+⑦となります。

⑤:まずは[    ]内の車両総重量ですが、車両重量と第5輪荷重と定員重量を合わせたものです。
③+②+110kg=⑤となります。

④:車両総重量の[   ]外の数値(連結車両総重量といいます。)ですが、この計算には、車両の軸距とカプラオフセットの数値が関連します。
車両の軸距とカプラオフセットの数値で、第5輪荷重にかかった最大10,000kgの荷重がどのような比率で前輪軸と後輪軸に分配されるか計算できます。
前輪軸と後輪軸に分配後の荷重がわかれば、空車時軸重と定員重量を考慮して、実際の軸重が計算できます。

少し話は飛びますが、連結車両の走行性能の技術基準(道路運送車両の保安基準の細目を定める告示【2003.09.26】別添96)にGcw ≦ 4 × wdという決まりがあります。
Gcwは連結車両総重量(車検証④の数値)、Wdは牽引自動車の駆動輪軸重を表します。

上記の式を平たく言えば、連結車両総重量は駆動輪軸重(後輪軸重)の最大で4倍までということになります。
逆に言えばこの車検証の車両の場合、39,760kgの1/4の9,940kgがこのトラクタの最大軸重ということがわかります。
(正確には車両重量、軸距、カプラオフセット、第5輪荷重を考慮して計算した結果、後輪軸重が9,940kgになるので、その4倍の39,760kgが連結車両総重量ですよということだと思います。)

ここで①に戻りますが、上記の計算で連結車両総重量がわかりました。(連結車両総重量とはトラクタ重量、トレーラー重量、積載物重量、定員重量すべてひっくるめた重量です。)
そこから、トラクタと定員重量を差し引いたものが①の牽引可能重量となり
④-③-110kg=①となります。

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